2019年12月31日火曜日
統制された兵士の姿こそ残しておきたい
陸軍に入隊して二等兵となれば、先輩の一等兵と生活をともにします。この単位を営内班と呼んでいました。これは、その営内班での写真です。下中央には、その営内の責任者である営内班長が映っています。営内班の写真は、その兵隊さんも同じ顔に見えませんか?この写真をお見せすると世代間格差がはっきり出て来ます。この時代をご存じの高齢の方々は、ニッコリされて、
「いやあ、懐かしかねえ」と嬉しそうにお話しされるのですが、現代人のほとんど99%近くの方は、「可哀そう。。」「何か陰湿な感じがする」「気の毒に、みんな戦争で死んどるんやろうね。」と仰います。
営内の二等兵と聞けば、軍隊の中では自衛隊でも軍隊でも最下位の階級で、新兵の階級ということでいじめの対象であったり、なにか営内の生活がどこか陰湿な感じを受けるのも良く分かります。
しかし、元日本陸軍のおじい様たちにお話を聞けば、営内生活は確かに厳しかったけど、最後までワクワクして毎日遠足みたいだったと当時の制服姿を自慢げに語る方が多かったです。
この制服への現代人が持つ違和感というのは、私達が、戦後の映画やテレビの他あらゆる情報の中で勝手に作り上げられてきた日本軍への悪いイメージからの影響がたたき台にあり、保守系も左翼系も関係なくそれに染め上げられたという証拠だと思います。
この世代の持つ感覚の差に私達は、いつも正直に向かいたいと思います。
私達の目指す世界は、みんな同じ顔に見えるほど、個性を完全に打ち消されて統制された美しさであり、それこそが70数年前の軍隊の再現に必要なものだと思っています。地域の青年が所属する誉れ高い軍の姿であり、今後伝えていかねばならないものだと思っています。
映画などに登場する良く服飾された将校の姿よりは、この写真のような兵士たちの姿こそ後世に残していかねばならない文化の一つだと思います。
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