2019年12月14日土曜日

福岡城にあった連隊


福岡城潮見櫓を潜ると福岡護国神社側へ向かう道路を挟み福岡国際マラソンの出発地として有名な陸上競技場があります。その陸上競技場の脇に、福岡第24連隊を忍ぶ備忘石碑が置いてあります。日露戦争開戦時、仁川から上陸し京城へ向かいいち早くロシア軍と戦闘し、その勇ましい戦歴は全国に知れることとなった福岡の連隊は、ここで招集された兵隊を育みしばらくは市民生活とともに生活を分けていました。


当時は、この潮見櫓を潜ると石柱で作られた営門があり、その隣には衛兵が出入りを管理しておりました。営門に入れば、すぐその左側に、兵の出入りや業者の出入りを管理する衛兵が詰めておりました。門の手前の右側には、英国のバッキンガム宮殿で御馴染の衛兵のように詰所に衛兵が立っておりました。



非常に残念なことに石柱は、写真のように粉砕されて潮見櫓を正面から潜った脇に目立たぬように放置されています。是非、有志の方々で再現してお飾り頂きたいものです。


営門の写真をもう一度見て頂くと、その奥には、良く手入れの行き届いた桃の木が置いてありました。この桃ノ木は、福岡歩兵24連隊が満州へ行った後、編成される124、113連隊などとともに、兵士たちに大事にされた桃ノ木で言わばマスコットのような存在だったようです。この桃ノ木は、今でも連隊の石碑の後ろに、訪れる人に気づかれることもなく
転落防止のロープの外に植え替えられています。この桃ノ木は、多くの兵士をその門から見送ったのです。



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